当院は厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
当院の急性期一般入院基本料を届出する病棟は、入院患者7人に対して1人以上の看護師及び准看護師(以下「看護職員」)と入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置し、交代で24時間看護を行っております。
また、地域包括ケア病棟では、入院患者13人に対して1人以上の看護職員と入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置し、交代で24時間看護を行っております。
なお、病棟や時間帯等で看護職員および看護補助者の配置が異なりますので、実際の看護配置につきましては、各病棟スタッフステーション前の掲示板を参照願います。
当院では入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意志決定支援及び身体的拘束の最小化についての基準を満たしております。
当院は2006年4月より、DPC/PDPS(診断群分類支払方式)を適応する病院として厚生労働省から認可を受けており、急性期一般入院基本料を届出する病棟がDPC対象病棟になります。DPC/PDPSについてご不明な点がありましたら、病棟事務員までお問合せください。
医療機関別係数:1.4613(2025年6月時点)
《基礎係数:1.0451 + 機能評価係数Ⅰ:0.0376 + 機能評価係数Ⅱ:0.0695 + 救急補正係数:0.3091》
医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。なお、公費負担医療の受給者証や労災、交通事故等、医療費の自己負担の無い方についても明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されます。その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は会計窓口にその旨をお申し出ください。
- 当院では、医療の安全と信頼の確保を図るため「医療安全管理委員会」を設置し、全職員が医療事故の防止と医療の質の向上に努めています。
- 「医療安全管理委員会」は、当院を代表するメンバーで構成され、「医療安全管理部門」に「医療安全管理室」を設け、医療事故を未然に防止するための対策や院内巡回、医療安全についての職員研修、医療安全に質する情報収集と分析等を行っています。
また、院内では「患者相談窓口」を設置し、医療安全管理者等による相談および支援が受けられる体制を整備しています。 - 医療安全管理委員会のほか、各部門の安全管理責任者で構成する「リスクマネージメント部会」を設置するなど、医療安全管理委員会と連携し医療安全管理対策の強化に努めています。
1.院内感染防止対策に関する基本的な考え方
当院は、患者の安全を守るため、全職員が標準予防策、感染経路別予防策を遵守し、院内感染の発生予防、拡散 防止に努めます。また、ひとたび発生した感染症が拡大しないように可及的速やかに制圧、終息を図り、感染対策上の不備や不十分な点を改善します。
2.院内感染防止対策のための組織体制に関する事項
院内感染防止対策に関する決定機関として、院内感染防止対策委員会を設置しています。委員会は、月1回を定例とし、必要時、臨時開催します。また、実働部隊として医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師で構成した感染制御チームICTを設置し、院内ラウンドを行い、抗菌薬の適正使用の指導や感染対策に関する課題に対応しています。
3.抗菌薬の適正使用に関する事項
当院では、抗菌薬適正使用支援チームASTが、抗菌薬の適正使用を推進するため、個々の患者に対して介入を行い、治療効果の向上や副作用および薬剤耐性菌の減少に努めています。
4.地域の医療機関との連携体制に関する事項
所轄の保健所、医師会、地域の医療機関および介護福祉施設と連携し、地域における感染防止対策の質の向上に努めます。
当院では入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)適温で提供しています。
2.3.に関しては以下のリンクを参照してください。
当院では室料差額や文書料など、下記においては実費(税込)の自己負担をお願いしています。なお、費用(2025年6月現在)は以下となります。
入院に際して個室の利用を希望される場合は、入室日から退室日まで別途室料を自己負担いただきます。
病室 |
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個室A:3,300円【1日】 |
215・216・217・218・220・221・222号室 315・316・317・318・320・321号室 406・415・416・417・418・420・421・422号室 515・516・517・518・520・521号室 |
個室B:5,500円【1日】 | 213・313・413・513号室 |
主なものは以下になります。その他は1階医事課受付までお問合せください。
テレビ使用料【1日】 | 250円 |
冷蔵庫使用料【1日】 | 100円 |
クリーニング代【1袋】 | 660円 |
スリッパ【1足】 | 450円 |
オムツ | 140~200円 |
在宅医療に係る交通費 | 400円 |
診断書(当院の様式) | 3,300円 |
診断書(複雑なもの) | 5,500円 |
普通証明書 | 3,300円 |
生命保険診断書 | 5,500円 |
後遺症診断書 | 6,600円 |
死亡診断(検案)書 | 5,500円 |
身体障害者手帳申請診断書 | 6,600円 |
公的年金等の診断書 | 6,600円 |
特定疾患申請等の診断書 | 4,400円 |
領収証明書 | 550円 |
詳細は以下のリンクからご確認ください
詳細は以下のリンクからご確認ください
開示基本料 | 3,300円 |
医師の説明料(30分以内) | 5,500円 |
医師の説明料(1時間以内) | 11,000円 |
謄写(コピー)代【1枚】 | 33円 |
フィルム(コピー)代 B4【1枚】 | 330円 |
フィルム(コピー)代 CD-Rの場合【1枚】 | 1,100円 |
要約書交付料(簡単なもの)【1件】 | 5,500円 |
要約書交付料(複雑なもの)【1件】 | 11,000円 |
入院期間が通算して180日を超える患者さんについては、健康保険法の定めるところにより、入院基本料の一部(2,530円/日)を自己負担いただきます。なお、他院からの転入院の場合も入院期間が通算(同一疾病の場合)されます。ただし、厚生労働大臣が定める状態にある場合はこの限りではありません。
長期収載品の選定療養とは、2024年10月1日から導入された制度で、患者さんが後発(ジェネリック)医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を選択した場合に、その差額の4分の1を自己負担していただく仕組みです。詳しくは厚生労働省のホームページ「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」をご確認ください。
医療従事者の業務負担の軽減および勤務環境改善のため、以下の取組を行っております
- 医師業務の負担軽減と役割分担に対する取り組み
- 医師事務作業補助者および医局秘書の配置
- 交代勤務制の導入(連続当直、連続32時間勤務にならない体制)等
- 看護業務の負担軽減と役割分担に対する取り組み
- 看護補助者の活用
- 病棟薬剤師の配置 等
- 医療従事者の負担軽減に対する取り組み
- 24時間体制の院内保育所整備
- 短時間正職員制度の導入 等
当院では、健康増進法第25条の定めにより屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
当院は厚生労働省指定の臨床研修病院です。指導医の指導・監督のもと、初期研修医が院内で診療を行っております。また、看護師や薬剤師など様々な職種の実習生を受け入れている施設でもあります。日本の未来を担う医療職を養成するために、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように入院前や入院時から退院まで、院内の多職種や地域と連携して、療養生活の準備や環境調整を行っています。
当院は厚生労働省の後発(ジェネリック)医薬品促進の方針に従い、後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。後発医薬品の採用に当たっては、品質確保等当院が定める条件を満たし、有効かつ安全な製品を採用しておりますので、後発医薬品への変更について、ご理解ご協力をお願いいたします。
厚生労働省のバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進の方針に従い、当院でもバイオ後続品の使用に取り組んでおり、後発医薬品同様に当院が定める条件を満たした場合に採用しています。
後発医薬品同様に薬価が安くなるため、患者さんの経済的な負担軽減につながることが期待されます。
現在、全国的に後発医薬品を含む多くの医薬品の供給不足が継続しております。
患者さんにおかれましては、医薬品の供給状況によってお薬を変更する場合がございますので、ご理解ご協力をお願いいたします。なお、お薬の変更が必要な場合は、医師又は薬剤師(調剤薬局薬剤師含む)から説明させていただきます。
当院外来で発行する処方箋は「銘柄名」ではなく、「一般名」で記載しております。「一般名」で記載された処方箋は、有効成分が同一である医薬品が複数あれば、先発医薬品でも後発医薬品でも、調剤薬局の薬剤師と相談して選ぶことができ、患者さんの負担軽減(後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養含む)や、国の医療費の節減につながります。
当院では栄養障害の状態になることが見込まれる患者さんに対して栄養管理に係る専門的知識を有した多職種からなる「栄養サポートチーム」による診療を行っております。
当院では患者さんからのあらゆる相談に幅広く対応するための「医療相談窓口」を設置しています。
看護師、医療ソーシャルワーカー、医療メディエーターがお話をおうかがいし、院内の各部署や院外の医療・介護関係者と連絡を取り合い、問題解決に向けて対応させていただきます。ご相談は、患者さん、ご家族等どなたでも可能です。また相談されたことにより不利益を受ける事はなく、プライバシーの保護を遵守します。
当院は地域の二次救急医療機関として24時間365日診療を行っておりますが、診療の順番は来院された患者さんの緊急度や重症度によって決定するものであり、受付した順番で診察とは限りません。
当院では夜間、休日又は深夜に受診された初診の患者さん(救急車等で緊急搬送された方を除く)に対して、来院後に速やかに緊急性について判断をした場合、「院内トリアージ実施料」を算定しています。
当院は専任の医師又は看護師、薬剤師を常時1人以上配置し、外来腫瘍化学療法を実施している患者さんからの電話等による緊急の相談や緊急時の受診、入院に24時間対応できる体制を確保しています。
また、化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しており、委員会で承認したレジメンは当院ホームページの化学療法委員会のページに掲載し、他医療機関や調剤薬局からのレジメンに関する照会や患者の状況等に関する相談や情報提供を行っています。
当院は診療報酬のオンライン請求を行っております。また、国の施策によるマイナンバーカードを用いて医療情報を取得できる体制を整備し、取得した医療情報を活用することにより質の高い医療を提供できるよう取り組んでおり、今後、電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスを活用した医療DXにかかる取り組みを予定しています。
当院ではオンライン診療など情報通信機器を用いた診察を行っております。診察から薬の処方まで遠隔で診療を提供する事が可能です。患者さんの状態等によっては難しい場合もありますので、ご希望の方は主治医にご相談ください。なお、情報通信機器を用いた初診においては向精神薬の処方は行いません。
当院では、アレルギー性鼻炎の患者さんを対象に「アレルゲン免疫療法」を行っています。
「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」が主病で定期通院している患者さんに対して、当院では個々に応じた専門的な治療管理を行っており、療養計画に基づき、状態等に応じて28日以上の長期処方を行っています。
当院は、手術施設に準拠した適した病院です。2024年1月~12月までの手術件数は以下のリンクを参照してください。